運動障害性構音障害-観察-|言語聴覚療法学科1年

2018/07/14

みなさんこんにちは。臨床福祉専門学校入試広報課です。

本日は言語聴覚療法学科1年生【運動障害性構音障害】の授業を見学させていただきましたのでレポートいたします!

 

 

こちらの授業は

①原因となる疾患をあげ、病態を説明できるようになること

②運動性構音障害の発声発語器官の運動・構音を観察・記録し、検査を実施できるようになること

③模擬症例の情報から、評価に必要な情報を抽出できること をねらいとしています。

【観察】のねらい

 

今回の授業では、患者様の【観察】の仕方を学んでいました。

①発語の異常が、発声発語器官の器質的な異常によって起こるものなのか、運動の制限や異常によって起こるものなのか、直接的な原因を明らかにするため。

②発語の異常が、発声発語器官の器質的な異常や、運動の制限・異常によって起こるものではないことを明らかにするため。

 

制限や異常によって、「起こるものである」ことも「起こるものでない」ことも、どちらも証明する必要があります。

また、合併の可能性も調べる必要があります。

 

*記録のポイント

 

・観察は言語化したものと、許可を得た上でのスケッチや、写真・動画で残すことが好ましいです。

顔面の左右差や比較、下垂等、気づいたことはしっかり記録。

絵や写真で残すことで、治療の経過や結果がわかりやすくなり、

患者様にも「ここまでできるようになっている」ということをより伝えやすくなります。絵を口で説明できるようにしておくことも大切です。

 

*観察のポイント

 

安静時運動時を観察し、「身体全体→顔面→口腔内」の順に進めます。

→運動時に制限や異常が見られやすいため、注意深く観察する必要があります。

・観察結果は、「あり・なし」や、「+・-」、○回/秒など、観察項目ごとに記載方法を変えます。

・運動時の観察は、患者様に伝わりやすいような教示をすることが必要です。

 

観察

 

実際に学生同士で、言語聴覚士役と患者役に分かれて、観察してみました。

 

・身体は左右対称か?

→上下肢の対称性や、左右に運動麻痺があるかどうかのチェック。

「右麻痺の人」と設定した動きも患者役の学生は再現してみました。

麻痺を確認する際は、「手をあげて」「足踏みして」などの教示がわかりやすい、とのことでした。

 

 

 

・頸部の回旋に制限はないか?

→首がどこまでまわるか、制限を知りたいので、指などで「こっち見て下さい」等と呼びかけます。

 

 

正しい観察結果を得るために、患者様にわかりやすく説明することで

スムーズに結果を導き出せることがわかりました。

 

 

本校では、実際の臨床現場に出たときに役立つ技術を

授業中に現役の言語聴覚士である教員から教えてもらうことができます。

授業