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2019/01/28
聴覚機能検査|乳幼児の聴力検査と難聴について学ぶ

こんにちは。臨床福祉専門学校入試広報課です。

言語聴覚療法学科1年生の【聴覚機能検査】の授業に参加してきましたのでレポートします。

 

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この日の授業は”きこえ”の専門ST内藤特別顧問より「乳幼児の難聴、聴力検査の必要性」について講義いただきました。

 

今の日本の現状では、

・1歳前後でなんとなく聞こえてないのではないか?と気づく(軽度~中度程度)

・2歳以降に聴覚検査、難聴診断

・3歳から療育スタート

となり、1歳6ヶ月検診でなんとなく耳のきこえに違和感を感じますが、療育は3歳からとなることが多いです。

 

また、聾児の90%は健聴者の両親から生まれてきており、先天性の難聴は1,000人に1人といわれていますので、両親の聾の有無はあまり関係がありません。

 

一方、欧米では乳児の聴覚検査が法制化されており、日本よりも早い段階でしっかりとした乳児聴覚検査・スクリーニングを実施しており、その率は90%以上。

早め早めに聴覚障害を見つけ、対処することが当たり前になっています。

 

しかしながら、日本は出だしが少し遅い、と内藤先生。

 

たとえば乳児の”首の座りが遅い”、”つかまり立ちが遅い”、となると多くの小児科では「脳性麻痺」と診断されることがあるそうです。

しかし、実は耳(内耳)のCT画像を撮影すると、「内耳奇形」による症状であることがわかり、「脳性麻痺」とは全く異なります。

 

「内耳奇形」の場合、聴覚障害を引き起こすため、早めの手立てが必要になります。

 

なぜ早めの手立てが必要なのか。

それは少しでも残っている聴覚を活用するレーニングを早くにスタートすることができますし、全くの難聴の場合は、人口内耳などの処置ができることにより、きこえの世界を乳児に与えることができるからです。

 

それを知らずに「脳性麻痺」と診断されてしまって、聴覚が取り残されてしまったら・・・

人間は言語の取得ができる臨界年齢というものがあります。

その年齢を超えてしまってから聴覚への対処をしても、もう言語は習得できません。言葉を話すことができないのです。

だからこそ、言語聴覚士は『話す・きこえ」の部分をもっと広い視野で把握し、時には医師へ助言をしなければいけない職業です。

 

残念ながら、今の日本では「自分の子どもが難聴の可能性がある」と診断された母親の愛着形成の欠如などが問題となり、なかなか生まれてすぐに難聴検査をしないのが実態です。

 

しかし、早い段階で対処をしていれば、子どもたちのかすかな「きこえ」の世界を大きなものに広げていく可能性を与えることができるかも知れないのです。

 

言語聴覚士は子どもの発達段階とともに、発達に伴う「発声・きこえ」について一番の理解者とならねばならない、と言語聴覚士の社会的役割について改めて実感をさせていただきました。

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これからの日本の社会において、言語・聴覚・食の分野の障害はますます増えていくといわれています。

 

それを支えていくのが言語聴覚士です。

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