- 2019/01/29
- 【動画有】現役の言語聴覚士による実践的授業~高次脳機能障害演習Ⅰ~
みなさんこんにちは。臨床福祉専門学校 入試広報課です。
言語聴覚療法学科1年生は、後期になるとグループワークや演習の授業が増えてきます。
『高次脳機能障害演習Ⅰ』の授業では、観察・記録・言語スクリーニング検査・標準失語症検査といった
臨床の基本を学び、評価の基本動作を身につけることを目的としています。
現在も現役の言語聴覚士として患者様の臨床を行っている本校の専任教員が
自身の臨床経験を交えながら、臨床現場で使える知識を教える授業です。
まずはスクリーニング検査について。
スクリーニング検査は、患者様の障がいを確認するための検査。
一番始めの基本の検査です。
スクリーニング検査は既製品がありません。
病院によって準備されている場合もありますが、ST自らが作成する必要がある場合も。
どのようなスクリーニングなら、患者様の症状を上手く導き出せるか?
使いやすいスクリーニングをグループで作成し、その後実際に使用してみる演習が始まります。
グループの中から、ST役、患者役、記録役に分かれ
自分たちが作成したスクリーニングを使用してみます。
患者役の学生は、先生から患者像や病状を指定され、その患者様を演じます。
患者を演じる上でも、検査を行う言語聴覚士役を行う上でも
高次脳機能障害について知識がなくてはなりません。
スクリーニング検査を終えた後は、全員でフィードバックを行います。
患者様の病状が何であるのか、はもちろんですが
自分たちのスクリーニングの良かったところ、改善した方がよいと感じたところ、
また、STがどのように検査を進めていくのが望ましいのか(スピードや話し方)・・・等
気づいたところをディスカッション。
学生が患者役を行うことで、患者様からみた言語聴覚士の様子も感じられます。
先生からもフィードバックがあります。
○○だから△△と考えられる、と根拠をきちんと述べた方が良いということ。
(例:挨拶や返事が曖昧だったことから、発話不明瞭であると考えられる)
結果を導き出した過程も述べることが大切です。
また、患者様ができなかったことだけでなく、できたことも記録します。
スクリーニングの内容だけではなく、
物の提示の仕方や、患者様と話すときの位置、机上について等
現在も臨床を行っている先生からのフィードバックは貴重です。
まだ言語聴覚士でない学生が失敗したり、わからなかったりするのは当たり前。
練習中なのでどんどん失敗しましょう!しっかりフィードバックします!と先生。
前期から積み重ねて学んできたことが、様々なことに繋がります。
STが患者様に対して意識すべき点は
*確実に課題をやりきること→理解している部分はどこなのか明確にする
*患者様のコミュニケーションルートの確立をしてあげること です。
今までどおりの生活ができなくなった患者様の気持ちに寄り添い
患者様にとって最善の道を探してあげられる言語聴覚士になってくださいね。
これから2年生の前期にかけて、たくさんのグループワークや演習があります。
臨床実習や言語聴覚士として働き始めた際に生かせる知識を、演習を通して学んでいきましょう!
▼こちらの授業の動画をまとめましたので、ぜひ雰囲気を感じてください。
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