臨床福祉専門学校

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2018/07/05
知的障害ー知的障害児の言語コミュニケーション|言語聴覚療法学科1年

 

こんにちは。臨床福祉専門学校入試広報課です。

本日は言語聴覚療法学科1年生【知的障害(精神遅滞)】の授業を見学させていただきましたのでレポートします!

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この授業では知的障害の概念を理解しその評価と支援の方法について学ぶことを講義の到達目標としています。

講義概要としては知的障害の病理学的原因、知的障害児の発達、言語コミュニケーション、さらには障害児の親の障害受容、そして様々な知能検査法などを学んでいきます。

 

本日は「知的障害児の言語コミュニケーション」についての講義に参加させていただきました。

♪前回(6/19)のレポートはこちらへ

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今回の授業ではまずは赤ちゃん(生後直後)~幼児の発達過程について学びます。

実際にビデオをみながら、生後2週間の赤ちゃんから約2歳半になるまでの定型発達の状況を観察します。


▼例えば[模倣]



赤ちゃんは生後2週間から母親のマネっこをしていきます。

お母さんが大きな口をあけると、赤ちゃんも同じく大きな口を開こうとします。

それが段々と成長すると、相手がどんなことをしたいのかな、とういうことを模倣していくことになります。

この動画では1ヶ月ごとに赤ちゃんの動作が異なっていることを見ることができ、赤ちゃんの発達速度がとても速いことを実感しました。

 

▼次に[記憶]


たとえば今遊んでいたおもちゃに急に布をかぶせると・・・?

生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは”物の永続性”の認識がないので、そのおもちゃが無くなってしまった、と思ってしまいます。

 

よくお母さんが「いない いない ばぁ」をすると赤ちゃんがとても驚く、喜ぶ、という場面に出会ったことがあると思います。

これはお母さんの顔を手で隠すことにより、赤ちゃんはお母さんがいなくなってしまった、と認識してしまいます。

そして、「ばぁ」のときに顔を現すと、赤ちゃんはお母さんに会えた!と思うので驚いたり、喜んだりする表情が生まれるのです。

 

▼知的障害時とのコミュニケーション

知的障害児は前回もレポートしましたが、発達速度が遅いのであり、できないわけではありません。

そのため、言語聴覚士はお子様の障害程度を把握し、どの程度から訓練を開始するのかを見極めることが重要となってきます。


 

言語は認知を超えることはできません、

知らないことはことばにできない、ということになります。

知的障害児は情報処理キャパが低いのでスモールステップで認知を増やし発達をサポートしていく必要があります。

 

言語聴覚士はお子様の発達や障害の度合いを把握するためにも様々な検査方法を用いて、状況を数値化し、お子さんの親御さんと協力しながらこれからの訓練計画、そして到達目標(ゴール)を設定していきます。


 

▼最後に馬目先生の臨床訓練の様子を見学

小学校5年生、女子。知的レベルが小学校1年生と同レベルのお子様。

講音検査を通じて聴力とアウトプット力を検査します。


 

単語を復唱することは問題なし。

しかし、2~3文の文章になると先生の言葉を復唱することが困難・・・。


きっと日常会話においても会話齟齬が生じていて対人関係にも影響が出ている可能性が高い、

という結果になり、訓練方法を組み立てていくことになりました。

このようにお子様の発達のサポートと親の支援をしていくのも言語聴覚士の重要な役割です。


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