- 2017/07/14
- 日常生活活動学(ADL)|理学療法学科(昼間部2年)
みなさまこんにちは。臨床福祉専門学校です。
QOLということばが良く聞かれるようになりました。
理学療法士の世界でも、このQOLは重要な観点となります。
今回ご紹介する「日常生活活動学(ADL)」の授業では、
事故や病気等で、後天的に障害を抱えるようになった方の
障害受容についての講義が行われていました。
障害受容とは?
障害を持った方が様々な過程や段階を辿って、障害を受け入れることを指します。
ショック、回復への期待、回復しないことへの苛立ちや拒絶…….。
(リハビリ期と重なることが多いのがこの時期です)
理学療法士は「患者さま一人ひとりのQOL向上」のため、
患者さまご本人の心身だけでなく、その周囲
(ご家族や住居、制度など、要素は様々)に対し、
障害を抱えた状態を受け入れ自己実現をはかる過程を支援します。
「受障前の自分」の価値観から、「いまの自分での視点」へ尺度を変えることで、
ADLが低くても、自分らしく生きることができます。
ADLの高さ(=日常動作が自力で問題なく行える状態)だけが
QOLの向上につながるとは限りません。
その人がその人らしくいられることがリハビリテーションの真の目的です。
理学療法士は、リハビリのスタート、身体機能の回復を支えるエキスパートです。
本校の学生は、実技に座学に、活躍に向け日々邁進しています!
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自分の好きなことが出来るように……。理学療法×障害者スポーツ
7/17(月・祝) 「パラスポーツの世界を見てみよう!」
もう一度、スポーツの世界を生きたい。楽しみたい。
自分がスポーツ大好きだから!その気持ちはあなたの強みです!