言語聴覚障害診断学-成人領域-|言語聴覚療法学科2年

2018/05/18

こんにちは。臨床福祉専門学校です。

言語聴覚士という職業は、『脳卒中』などをきっかけとして言語機能、聴覚機能(ことばを使ってのコミュニケーション)に障害があるかたへ支援をする職業です。

 

 

先週に引き続き、今週も言語聴覚療法学科2年生【言語聴覚障害診断学】の授業を見学させていただきましたのでレポートします。

 

こちらの授業では、『成人』『小児』『聴覚』

それぞれの分野の臨床手順や、検査の実施と観察の記録、確定診断に必要な情報の抽出ができるようになることを目的としています。

 

今回は『成人領域』の分野

授業は、グループごとにスクリーニングを発表形式で行います。

1ヶ月のグループワークを経て、この授業発表に臨んでいます。

発表は学生自らが、言語聴覚士役と患者役を行うロープレ。患者様の状況(病状や障害度、困っていること、現状など)はその場で黒川先生から伝えられます。

そのため、言語聴覚士役の学生は質疑や準備した訓練をすすめ、患者様の状況を引きだし理解をしていくことが求められています。

 

発表者だけでなく聴講の学生たちも、言語聴覚士と患者様とのやりとりを聞きながら、同様に患者様の状況を考えてカルテに書き起こしていきます。

 

早速、授業風景をレポートします!

 

▼病室から訓練室へ移動するところ、場の設定からスタートします

 

▼患者役の学生は、黒川先生の提示された課題の患者さんになりきります。※周りの学生、ST役の学生には一切わかりません。

 

▼言語聴覚士役の学生がひとつづつ質問や訓練をしていきます。

 

患者様との時間は限られています。

時間内に適した訓練を行うために、患者様がどのような状態なのか、理解しなければなりません。

 

患者様のなかには脳卒中などの病気や事故により、ことばをはっきり発語できずコミュニケーションが困難なケースが多くあります。

そのため言語聴覚士は「患者様が何を伝えたいのか?」を理解する必要があります。

自分の思っていることが上手く伝わらないと患者様の検査への姿勢が後ろ向きになってしまいがちです。

そうなると、検査結果も正しい数値が取れず、お互いに良くない状況になってしまいます。

そのため、言語聴覚士は患者様が悩んでいること、気がかりになっていることをしっかり聞き、相槌やコミュニケーションをとることで患者様に寄り添うことが大切です。

 

あらためて、言語聴覚士がコミュニケーションを通じて患者様に寄り添い、身体の回復を図る素晴らしい職業だと感じさせていただきました。

 

 

授業