高次脳機能障害とは?

2019/01/21

1、高次脳機能障害の症状とは?

 

病気や事故が原因で脳に損傷を受けたことによって生じる障害で、

言語・思考・記憶・行為・学習・注意等の知的な機能に障害があらわれます。

注意力や集中力の低下、感情や行動の抑制がきかなくなるなどの精神・心理的症状が出現し

周囲の状況にあった適切な行動が出来なくなり、日常の生活に支障をきたすようになります。

 

 

◆高次脳機能障害の特徴

 

 ①外見上は障害が目立たない。

 

 ②本人自身も障害を十分に認識できないことがある。

 

 ③障害は、医師との診療場面や入院生活よりも、自宅での日常生活や社会場面(職場、学校、買い物、交通機関の利用など)で出現しやすいため、医療スタッフに見落とされやすい。 

 

 

2、高次脳機能障害が疑われるとき

 

 

【主な症状1】

 

・気持ちが沈みがち

・突然興奮したり、怒りだす

・気持ちが動揺する

 

  ☛ 行動と感情の障害

 

 

【主な症状2】

 

・なめらかにしゃべれない

・相手の話を理解できない

・字の読み書きができない

 

  ☛ 失語症

 

 

【主な症状3】

 

・作業ミスが多い

・気が散りやすい

 

  ☛ 注意障害

 

 

【主な症状4】

 

・物を置き忘れる

・何度も同じことを話したり質問したりする

  

  ☛ 記憶障害

 

 

【主な症状5】

 

・片側を見落としやすい

・片側にあるものにぶつかりやすい

  

  ☛ 半側空間無視

 

 

【主な症状6】

 

・行き当たりばったりの行動をする

・一つ一つ指示されないと行動できない

 

  ☛ 遂行機能障害

 

 

【主な症状7】

 

・道具がうまく使えない

・動作がぎこちなく、うまくできない

 

  ☛ 失行症

 

 

【主な症状8】

 

・麻痺した手足がないように振る舞う

・麻痺がないように振る舞う

・麻痺がなくても片側の身体を使わない

 

  ☛ 半側身体失認

 

 

【主な症状9】

 

・自宅でトイレに迷う

・近所で道に迷う

 

  ☛ 地誌的障害

 

 

【主な症状10】

 

・物の形(色)がわからない

・人の顔がわからない、見分けられない

 

  ☛ 視覚失認症

 

 

高次脳機能障害には様々な症状がありますが、

認知機能への見にくい障害であることから、

本人だけでなく、サポートする家族や周囲の人たちも障害を正しく理解して対処していく必要があります。

 

高次脳機能障害の症状について知りたいという方のご参考になれば幸いです。

 

さらに、高次脳機能障害のリハビリをおこなう職業として、「言語聴覚士」(国家資格)があり、検査・評価・訓練をおこないます。

 

 

>>言語聴覚士が解説する「高次脳機能障害」がわかる説明会はこちらから

 

 

 

 

 

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

高次脳機能障害について