聴覚情報処理障害をご存知でしょうか

2019/01/12

「聴覚情報処理障害」という聴覚障害

聴覚情報処理障害では

・音は聞こえているけど何をいっているのかわからない

・そもそも自分に向かって話しかけられているのかわからない。

という症状が現れます。

 

本来、人間の耳、いわゆる聴覚には多数の音から、自分に必要な音だけを拾って理解をする能力が備わっています。

 

聴覚情報処理障害ではその能力が著しく低いため、どの音が自分に必要なのかを聞き分けることができません。

 

よって、すべての音が耳にはいってくるため、大きな雑音のなかに自分がいる状態になるのです。

 

しかしながら、聴覚に異常があるわけではないので、ある程度のコミュニケーションは取れますし、通常の聴力検査では平常値の聴力数値となるため、第三者からも障害に気づきにくいといわれています。

 

みなさんの周りやご家族に

 

・話かけているのに反応がない(と、よく言われる)

・(お子様の場合) 授業のノートがとれない

※この場合は先生の声が聞き取れていない可能性が高い。

 

というかたがいる場合は聴覚情報処理障害の可能性もあり、ご本人もコミュニケーションで苦しんでいる可能性があります。

 

 

会話するときには

①雑音の少ないところでお話する

②話しかける合図をおくる

(肩をたたく、「ねぇ~」などと話始めの合図をする)

③メモやメールを活用して視覚で情報を与える

など、コミュニケーションの工夫もお願いします。

 

 

また聴覚情報処理障害の当事者の会もあります。
>>>ホームページ:

https://apd-peer.jimdofree.com/

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言語聴覚士は「きこえ」の専門家です。

もしこのような症状でご家族が苦しんでいるならば言語聴覚士のいる医療機関に相談ください。

※こちらの記事は入学検討者向けに掲載しているため、簡易的な説明となっております。
転載・流用はご遠慮ください。

聴覚障害について